働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)について
働き方改革推進支援助成金はその名の通り、働き方改革に取り組む中小企業を支援する制度です。
企業規模の違いによる労働環境の格差を是正することが目的となっています。
全部で4つのコースがありますが、今回は労働時間短縮・年休促進支援コースについてお伝えします。
助成金の概要
生産性を向上させつつ、労働時間縮減・年次有給休暇取得促進に取り組む中小企業のための助成金です。
7つの支給対象となる取り組みから1つを選択し、成果目標の達成を目指して取り組みを実施。成果目標の達成状況に応じて、取り組みの際に要した経費の一部が支給されます。
成果目標の内容
成果目標は3つあり、そのうち1つ以上を選択の上、達成を目指します。
- 全ての対象事業場において、月60時間を超える36協定の時間外・休日労働時間数を縮減させること。
- 交付要綱で規定する特別休暇(病気休暇、教育訓練休暇、ボランティア休暇、新型コロナウイルス感染症対応のための休暇、不妊治療のための休暇)のいずれか1つ以上を全ての対象事業場に新たに導入すること。
- 時間単位の年次有給休暇制度を、全ての対象事業場に新たに導入させること。
受給できる金額
最大金額は100万円です(対象経費の合計額× 補助率 3/4)。
助成額の上限は目標の達成数で変動します。
ポイント・注意点など
支給対象となる 7つの取り組みには、「労働能率の増進に資する設備・機器などの導入・更新」などがあります。
くわしくはコチラをご覧ください。
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